以前は、離乳食を始める前に、母乳やミルクの以外の味を知る、スプーンに慣れるという目的で果汁を与えることが勧められていました。 しかし、現在では、母乳は母親の食事によって味が変化するので、母乳だけでもいろんな味が体験できる、3~4ヶ月という月齢ではスプーンを押し出してしまう反射が強いのでスプーンの練習をするのに適していないということで、果汁を与える必要はないと考えられています。
また、甘味のある果汁は赤ちゃんが好みやすいものなので、果汁を飲みすぎて、母乳やミルクの量が減ってしまう心配があります。
このような理由で、3~4ヶ月児に果汁は与えない方がよいでしょう。
※離乳食についての相談は各区役所保健子ども課の育児相談でできます。 区によって曜日、時間帯が異なりますので、詳しくは熊本市親子(母子)健康手帳や保健子ども課で配布している区ごとの母子保健事業紹介チラシをご覧ください。
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